七五三

2021/02/13


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本日は、七五三について書かせて頂きます。

七五三は、古来に行われていた3歳「髪置きの儀」、5歳「袴着(はかまぎ)の儀」、7歳「帯解(おびとき)の儀」に由来するもので、現在も3歳・5歳・7歳にお祝いをします。

この3歳・5歳・7歳ですが、昔は満年齢ではなく「数え年」で行うのが正式とされていました。「数え年」とは、生まれた年を1歳とし、新年(1月1日)を迎えると1つ歳をとるという年齢の数え方です。つまり、12月生まれの子は翌年の1月には2歳と数えられたのです。
しかし、現在では政府の方針もあり第二次世界大戦以降は誕生日で加齢する「満年齢」が一般的に使われています。数え年で11月15日に七五三を祝う場合、満年齢では2歳・4歳・6歳になる年にお祝いすることになります。

現在では、七五三を含む主な年祝いでは数え年、満年齢のいずれで行っても構わないとされています。ただ、地域によっては今でも七五三は数え年で行うのが一般的なところがあり、また世代の違う祖父母とは考えが違う場合もありますので、周りと相談しながら決めるのが良さそうですね。