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miracle of wedding story

結婚式に対する想い

初めて会場をご見学にいらっしゃった際に新婦様は挙式日は桜の咲く季節を強く
ご希望されていらっしゃいました。
その強いお気持ちの裏側にはこんなエピソードがあります。

15年前の桜の咲く季節に新婦様のお母様はお亡くなりになられました。
葬儀場に向かう車の中から見えた満開の桜。
まだ幼かった新婦様の悲しいお気持ちをそっと包んでくれたあの満開の桜の景色が、
今もなお、色あせる事はありませんでした。
そしてご結婚が決まり、少しでもお母様に親孝行をしたいというお気持ちから、桜のが咲くころの4月5日をご結婚式の日としてお選びになられました。

◇挙式
当日はお二人のご希望どおりロイヤルクラシックの桜も満開でした。
挙式が始まり、新婦とバージンロードを歩くのは
男手ひとつで15年間新婦を育てて下さったお父様です。
お母様が無くなられた日以来、見たことの無かったお父様の涙をこの時、15年ぶりに
見たと新婦様はおっしゃられておりました。

◇披露宴
ご披露宴では一番初めのご入場は装い改められ和装でのご入場でした。
そして、お色直しにお選びになられたのは、桜の色をイメージされた
淡いピンク色の上品なドレス。
これもお母様の事を思い新婦がお姉様とお選びになられたドレスです。
ご披露宴がおひらきになられる頃、ご披露宴を見届けられた天国のお母様が涙されたのか
ぽつぽつと雨が降り出してきました。
ご披露宴おひらき後に外のエントランスで、お母様へと打ち上げた特大の花火はきっと
お母様の元へ届いたと思います。