柄に込められた願い

2024/04/02

こんにちは

いつもブログをご覧いただきありがとうございます

 

 

鮮やかな色柄が入った婚礼衣装の色打掛。

おめでたい印を表現した文様の総称で

幸せを願う吉祥文様。

色打掛にもたくさん使用されています。

本日は様々な柄に込められた意味を

いくつかご紹介いたします。

 

 

【流水】

絶えず流れ続ける流水からは

「清らかさ」や「永遠」の意味。

風景や草、花と一緒に描かれることも多いです。

 

【桜】

日本における代表的な花。

春は桜だけでなく他の植物も芽を出す季節のため

「縁起の良いことの始まり」「人生のスタート」

 

【牡丹】

理想郷には牡丹が咲き誇るとされ、

「嫁ぎ先が理想郷のようなばしょでありますように」との

願いが込められています。

 

【鶴・亀】

「鶴は千年、亀は万年」と言われているとおり、

長寿の象徴となっています。

また、鶴は同じ相手と一生を添い遂げることから

祝福の場にぴったりの柄です。

 

【蝶】

幼虫から蝶になるまでの過程から

「出世」「再生」「復活」

 

【貝桶】

平安時代に流行していた

貝合わせという対になる貝を探す遊びの際に

貝を入れる箱の事で

二枚貝は他の貝と合わせても絶対にかみ合わないことから

一生涯連れ添う夫婦の象徴とされています。

 

 

一部のご紹介ではありましたが、

色打掛にあしらわれた

動物、植物、自然などの様々な柄や文様には

意味が込められており、

知っておくだけでもお衣裳選びの際にも

役立ちそうですね♪

 

当館にも沢山の打掛をご用意しております。

ぜひ足を運んでみてください♡