[内祝い]とは意外と知らない本来の意味合いやマナーについておさらい

2024/04/06

 いつもブログをご覧いただきありがとうございます 本日は[内祝い]について!

お祝い事である結婚式にも内祝いはつきものです、知っておくと外さないマナーについてご紹介いたします。

内祝いとは家族内・身内で起きたお祝いごとをご親戚や、友人、ご近所などお世話になっているまわりの方々に報告を兼ねて贈り物をするという意味です。

ですが、近年ではその意味合いや捉え方が変化しています。

本来はお祝いごとのあった家庭から、周囲の方へ感謝の気持ちを込め贈り物をして幸せや慶びを分かち合うという内祝いですが、

最近では自主的に贈るではなく、いただいたお祝いに対してお返しをする意味合いで[内祝い]という言葉が広く浸透しています。

結婚式では[結婚内祝い]となり、本来でしたら結婚が決まったことを周囲の皆様へ贈り物をして報告をするのが昔ながらの内祝いですが、

近年では結婚式にご招待をした際にご用意する〈引出物〉がその意味を成します。

また、いただいたご祝儀が高額で用意した引出物ではお返しが不十分と考える場合や、結婚式を設けずにご祝儀をいただいた場合には結婚内祝いとして後からお礼の品をお贈りすると良いでしょう。

その際の熨斗(のし)紙の水引(飾り)は一度だけのお祝い、繰り返さないというという意味を持つ【結び切り】という結び方でかつ10本の水引を使用するのが正式と言われ、

差出人は新たな姓(苗字)、または新たな姓の下に新郎新婦の名前を連名で記すのが基本です。

 

本来の意味合いとは異なり、注意が必要ですが、[内祝い]=[お返しの品]が現在広く理解されている慣習と思っていただくとよろしいと思います。

結婚内祝いに関してはお返しが必要とされていますが、お子様の成長に関わるお祝いに対してはお返しは基本的には必要ないと言われています。

 

日本では地域によって風習や文化が違う場合もあるため一概には言えないですが、迷ってしまう場合にはご両親などにご相談いただくことをお勧めします。

お二人での新生活、周囲の方のサポートが必要になる場合もあるかと思います。感謝の気持ちがこもった贈り物で円満なスタートをいただけますと幸いです。