振袖の文様に込められた意味part2
2024/06/28
こんにちは
いつもブログをご覧いただきましてありがとうございます
振袖の文様にはお花以外にも
「縁起の良い」とされるものや
「格式の高いもの」が多く描かれています
本日はその意味や由来について3種類ほど
ご紹介させていただきます
【鞠-まり-】
鞠には、長い糸を使用して作られることから
「縁を結ぶ」という意味や
その丸い形から「どんな困難も丸く収まりますように」
という意味が込められています
振袖には、鞠自体の柄や色を加えて描かれることが多く
美しい色彩が女性の魅力をより引き立ててくれる印象がございます
【組紐-くみひも-】
組紐は、細い絹糸を幾通りにも組み合わせて作られることから
「魔除け」や「良縁」を意味するとされています
また、柔らかな曲線形で描かれることが多く
お着物に繊細さや優美さを加えてくれる柄でもございます
【貝桶-かいおけ-】
貝桶は、平安時代に流行した貝合わせという
宮中遊びに使用された入れ物を表す柄でございます
また、筒状の箱の中に沢山の見合わせの貝が入っていることから
「永遠の契り」や「夫婦円満」を意味するともされています
お祝い事で着用することの多い振袖の文様には
ご自身やご家族への願いや想いが多く込められています
振袖をお選びになる際には
文様にもこだわって見てみるのはいかがでしょうか?