母からヴェールダウン

2021/12/07


 新婦の母親や大切な家族が純白のベールをおろすベールダウン

結婚式で行われるセレモニーの中でも、特に人気の高いセレモニーのひとつです。

 

ところで、ベールダウンに込められた意味はご存知でしょうか?

今回は心温まるウェディングセレモニー「ベールダウン」について解説します

ベールダウンに込められた素敵な意味や由来をご紹介します

ベールダウンとは、挙式の直前に新婦のベールを新婦の母親や大切な方におろしてもらうセレモニーです。

新婦の身支度の仕上げとして純白のベールをおろす瞬間は、結婚の時を迎える幸せの瞬間。

このベールダウンのセレモニーには2つの意味があるといわれています。

ヨーロッパのある地方では、結婚式の当日に花嫁が教会へ向かう途中に悪魔にさらわれるという古い迷信がありました。

 

そこで、母親が花嫁の顔にベールをかぶせ、悪魔に見つからないように教会へ向かったと言われています。

ベールには「愛する娘を災いから守ってくれますように」という、母親の願いが込められているのです。

 

キリスト教でも純白のベールは清浄の象徴です。

花嫁を清め、悪魔から守ってくれると考えられています。

母親は娘が生まれてからずっと傍らで成長を見守り、助けてきました。

結婚式当日に新婦がウェディングドレスを身にまとい、ベールをおろすのは身支度の仕上げです。

 

「今までは私が一番そばで見守っていたけれど、これからは新郎さんが守ってくれるね。喜んで送り出すわね、幸せになってね」母親のそんな思いを込めて、新婦の身支度を完成させるのです

感動しますよね!この意味を知っているだけで考え深いものになります

是非皆さまもこの意味を考えながらヴェールダウンの儀式を取り入れてみませんか?