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宗教と民族の伝統を大切に守り続けているユダヤの
結婚式の儀式をご紹介します
「フッパ」
4本の柱を立て その上を布で覆って天井にした天蓋のこと
この小さな家が新郎新婦が共にする初めての家だそうです
フッパの中に花婿のみが座り 祈りを捧げます
その周囲を花嫁 花婿の母親 花嫁の母親の三人が
7回周るという儀式が行われます
7回周るというのは 創世記で神が7日世界を創造したことを
なぞらえたものだそうです
「ホーラ」
結婚式だけではなく おめでたい時に行われる伝統のダンスです
イスに座った新郎新婦がイスごと参列者に担がれ
その上でダンスを披露するというもの
みんなに支えられたイスの上で新郎新婦が踊るホーラには
高い所に達するには努力を重ねなくてはいけないという意味と
地に足をつけた生活が大切であるという教えが込められています
さらに 周囲の支えの大切さを認識させるものでもあるそうです
「新郎がグラスを足で割る」
ユダヤ式の結婚式のラストでは 新郎が飲み干したワイングラスを
足で踏み割るという儀式があります
この時の割れたグラスは 古代エルサレムにあったエルサレム宮殿が
ローマ帝国の軍に破壊されたことを象徴しています
その後 ユダヤの人々は 世界中を放浪するという苦難の道を歩むことになりました
この悲しみの歴史を忘れないために 結婚式の最後にこの儀式を行っています
また 粉々になったグラスは
二度とは独身には戻らない意思と願いも込められているそうです